カーテンと窓周りに関するQ&A
バーチカルブラインドの設置について - ヨシ
2009/12/01 (Tue) 04:20:47
はじめまして、いろいろ窓周りのインテリアについて
調べていたところ、ブログに行き着きました。
大変ためになる情報を毎回拝見させて頂いております。
バーチカルブラインドと木製ブラインドについて質問させて頂きたいのですが、
私の部屋(賃貸)が古い建物をリフォームしたものなので、
窓幅は広くて良いのですが、窓の高さと天井の高さがとても低いです。
(窓幅:3120mm、窓高:1680mm、天井高:2310mm)
天井設置にした方が天井を高く見せる効果があるのでしょうか。
(賃貸なので天井に穴を空けるのが少し抵抗があります・・・)
よろしければ、窓枠設置、天井設置、羽の幅、寸法の取り方等、
きれいに設置するための小嶋様のアドバイスを頂けないでしょうか?
さらに窓中央部の上に換気口があるため、天井設置を行った場合、
羽がその周辺部だけきれいにならないのではと心配しています。
併せてアドバイスよろしくお願い致します。
またブログに重なりが均一とあったので、サンゲツのバーチカルブラインドを
検討しているのですが、サンゲツのすべてのシリーズで均一なのでしょうか。
Re: バーチカルブラインドの設置について - 小嶋@カーテン屋の奮闘記 URL
2009/12/01 (Tue) 23:08:06
お問い合わせありがとうございます。
バーチカルブラインドを天井近くに取り付けた方が天井を高く見せる効果があるかということに関してはその通りです。
今日のブログで施工写真を載せましたのでそれをご覧ください。
http://blog.curtainkyaku.com/archives/52090049.html
しかし、写真を拝見しましたところ、窓中央部に換気口がありますので、この場合は天井付けはお勧めしません。
おそらく、ルーバーを垂直にした時は引っかかると思いますし、その部分はルーバーがよく汚れます。
窓枠設置はレールを外してその部分にとりつけることになるのですが、枠が弱そうでバーチの重みに耐えられるかどうか心配です。
現場で確認しないとわかりませんが、L型の金具を使って、ビスを窓枠の下に上向きに打ち、正面に持ち出してそこにバーチカルブラインドを取り付ける方法もあります。
バーチカルブラインドの重なりを気にされているようなので、その場合は何センチごとにルーバーの枚数が違ってくるのかを調べて1枚多くなる前の製作幅で注文すると重なりは1番小さくなります。
これは、メーカーやルーバーの巾や、片開き両開き、コード式バトン式によって違ってきます。
ニチベイの見本帳には製作幅とルーバーの枚数の関係は詳しく載っています。
サンゲツのバーチカルブラインドは東京ブラインドのものを使っており、東京ブラインドはドイツでシェアの高いサンドレープのブランドで知られるバウテックス社の物を使ってます。
これはほぼ均等ピッチになります。
Re: バーチカルブラインドの設置について - ヨシ
2009/12/07 (Mon) 00:59:44
小嶋様
お礼のご返答が遅くなりました…
ご丁寧にご回答頂き、ありがとうございます。
重なりはコード、バトン式で違うんですね!!
はきだし窓なので使い勝手がよさそうなバトン式を希望してたのですが、
サンゲツのカタログを見るとコード式しかなさそうな…
さて施工例を見たところやはり天井付けを諦め切れません。
計測したところ、換気口の出っ張りは約30mmでした。
ルーバーの汚れは換気口を閉めておくとして(根本解決にはなってませんが)、
この場合、レールのセット位置を前側にずらせば、
ルーバーとの干渉は避けれると思うのですが、
その場合、どのような弊害が考えられますか。
よろしくお願い致します。
Re: バーチカルブラインドの設置について - 小嶋@カーテン屋の奮闘記
2009/12/07 (Mon) 20:42:28
>この場合、レールのセット位置を前側にずらせば、
>ルーバーとの干渉は避けれると思うのですが、
>その場合、どのような弊害が考えられますか。
3センチの出っ張りがあるとなると垂直にした時に干渉しないようにするには、100ミリ幅の商品ならば中心が壁から8.5センチぐらいになります。
閉めた時(ルーバーが壁と平行)のときに壁からの隙間が8.5センチあることになります。
これを気にされるかどうかはご自身の問題ですが、施工上の問題として少し心配があります。
写真を拝見するとマンションのようですが、下地があるかということが一番重要です。
天井直付けの場合は付けたい位置に下地がなければ取り付けは無理です。
天井近くに正面付けの場合は、コンパネの下地補強はされていないとと思います。その場合は、コンクリートドリルで躯体のコンクリートに穴をあけなければなりません。
そこまでには表面の石膏ボードとの間に空間があり、バーチカルブラインドのブラケットが長いと負担が大きくなります。
現場をみて判断しなければ断定はできませんが、下地補強がされていない場合はあまりおすすめしません。